国民の小さな声を国に届ける方法
パブリックコメントというのをご存知だろうか。パブリックコメントとは、国や公的機関が規則や政令、省令などを制定するにあたって、事前に国民にその案を示しそれについて国民から広く意見や情報を募集するというもの。平成17年の行政手続き法の改正により新設された手続きである。しかし、そういうものがあることを知ってる国民自体が少ないし、また具体的にどんな案件についての意見が募集されているのかを知ってる人もさらに少ない気がする。
このパブリックコメントの存在を個人的に知ったのは、今年の1月頃に日本ではまだ許可されていない”遺伝子組み換えの大豆の栽培の許可”についてのパブリックコメントを農水省が求めているという情報が、ブログやmixiやメーリスなどを通じて一部ネットの中で広がりその時に初めて知って以来。
現在募集中の案件がまとめられているe-Gov(イーガブ)というサイトを見ると年間に何百件という案件のパブリックコメントが求められているが、その結果は1つの案件につき2、3件とわずか数件の意見しか届けられていないのがほとんどである。しかし、”遺伝子組み換えの大豆の栽培の許可”の時はネットで広がったこともあり、この時には939件の国民の意見が寄せられている。
→その時の結果はこちら
というわけで、農ライフスタイル的には見過ごすことのできない、遺伝子組み換え作物に関するパブリックコメントが現在も募集されています。ぜひ意見を届けましょう!
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html
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農林水産省は2011年5月23日付けで
「遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報について」
として、遺伝子組換え作物の承認に対するパブリックコメントを募集している。
募集期間は2011年6月21日まで
農水省に申請を行ったのは
・セイヨウナタネ = 日本モンサント株式会社
・アリルオキシアルカノエート系除草剤耐性トウモロコシ = ダウ・ケミカル日本株式会社
・チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性ならびに除草剤耐性グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ = シンジェンタジャパン株式会社
・除草剤グリホサート耐性ピマワタ = 日本モンサント株式会社
日本モンサント株式会社は、米国モンサント社が開発した遺伝子組換え作物の日本での申請、PA(public acceptance/社会的受容)などを行う企業。
ダウ・ケミカル日本株式会社は、米国の世界最大級の化学メーカーの日本法人。
シンジェンタジャパン株式会社は、スイスの多国籍企業シンジェンタの日本法人。
シンジェンタは、モンサント、デュポン(米国の化学メーカー)に次ぐ世界3位の種苗メーカー。
★以下、農水省のHPからダウンロード出来るpdfをテキストにしたもの(主文)
<資料1>
●除草剤グリホサート耐性セイヨウナタネ
日本モンサント株式会社より、平成22年10月15日付けで隔離ほ場での栽培試験に関する承認のあった「序沿い剤グリホサート耐性セイヨウナタネMON88302系統(以下「本組換えセイヨウナタネ」という。)」について、生物多様性影響評価を行った。
本組換えセイヨウナタネは、Agrobacterium CP4株由来の改変cp4 epsps遺伝子を導入して作出されており、改変CP4 EPSPS蛋白質を発現することで除草剤グリホサートに耐性を示すものである。
審査の概要は、本報告書の2のとおりである。学識経験者からは、これらの遺伝子組換えセイヨウナタネを承認申請のあっった第一種使用規程に従って使用した場合に、生物多様性影響が生ずるおそれはないとした生物多様性影響評価の結論は妥当であるとの意見を得ている。
これらの結果に基づいて、生物多様性影響が生ずるおそれはないものと判断した。
<資料2>
●アリルオキシアルカノエート系除草剤耐性トウモロコシ
40278系統
ダウ・ケミカル日本株式会社より、平成22年7月16日付けで承認申請のあった「アリルオキシアルカノエート系除草剤耐性トウモロコシ40278系統(以下「本組換えトウモロコシ」という。)」について、生物多様性影響評価を行った。
本組換えトウモロコシは、Sphingobium herbicidovorans由来の改変アリルオキシアルカノエート・ディオキシゲナーゼ遺伝子を導入して作出されており、改変アリルオキシアルカノエート・ディオキシゲナーゼを発現することでアリルオキシアルカノエート系除草剤に耐性を示すものである。
審査の概要は本報告書の2のとおりである。学識経験者からは、本組換えトウモロコシを承認申請の会った第一種使用規程に従って使用した場合に、生物多様性影響が生ずるおそれはないとした生物多様性影響評価書の結論は妥当であるとの意見を得ている。
これらの結果に基づいて、生物多様性影響が生ずるおそれはないものと判断した。
<資料3>
●チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性並びに除草剤耐性グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシ
Bt11系統、Event DAS-59122-7系統、MIR604系統、Cry1F maize line 1507系統及びGA21系統の掛け合わせ品種
シンジェンタジャパン株式会社より、平成23年1月5日付けで承認申請のあった「チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性並びに除草剤耐性グルホシネート及びグリホサート耐性トウモロコシBt11系統、Event DAS-59122-7系統、MIR604系統、Cry1F maize line 1507系統及びGA21系統の掛け合わせ品種系統(以下「スタック系統トウモロコシ」という。)」について、生物多様性影響評価を行った。
本スタック系統トウモロコシは、チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネートトウモロコシ(Bt11系統)、コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ(Event DAS-59122-7系統)、コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシ(MIR604系統)、チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ(Cry1F maize line 1507系統)及び除草剤グリホサート耐性トウモロコシ(GA21系統)の5系統を親系統として、従来の交雑育種宝により交配してえられたもので、5系統に付与された形質をすべて併せ持つ品種である。
これらの結果に基づいて、生物多様性影響が生ずるおそれはないものと判断した。
<資料4>
●除草剤グリホサート耐性ピマワタ MON88913系統
日本モンサント株式会社より「除草剤グリホサート耐性ピマワタMON88913系統(以下「本組換えピマワタ」という。)について、平成22年2月5日付けで承認申請があった。
本組換えピマワタは、既にカルタヘナ法に基づき第一種使用規程が認証(2006年2月10日)された遺伝子組換えワタ(MON88913系統)に非組換えピマワタ品種を通常の育種操作(戻し交配)によって育成されたものである。しかしながら、ワタとピマワタは別種であることから、本組換えピマワタについて、生物多様性影響評価を行った。
本組換えピマワタは、改変CP4 EPSPS蛋白質を発現することで除草剤グリホサートに耐性を示すものである。
審査の概要は本報告書の2のとおりである。学識経験者からは、本組換えトウモロコシを承認申請の会った第一種使用規程に従って使用した場合に、生物多様性影響が生ずるおそれはないとした生物多様性影響評価書の結論は妥当であるとの意見を得ている。
これらの結果に基づいて、生物多様性影響が生ずるおそれはないものと判断した。
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何だか嫌な感じがするので反対意見をパブコメしようと添付資料を読んで、関連するデータを検索しているのですが。。。。。とにかくモ社はひどい、という告発Blogやこんなことがあったというニュース記事の紹介Blogはたくさん出てきます。しかし、肝心のニュース記事のソースや、GM種の危険性などの事実データが見つからず。
う~~ん、と頭をひねっています。
みんな、どうしてるのかな?